プラッターを重くしてはいけない理由
以前の実験でターンテーブルシャフトの径を太くすると音楽のダイナミックレンジが削がれ、素っ気ない詰まらない音になる事が判りましたが、その時にターンテーブルシャフトを指で回してみるとスルスルと抵抗なく回るスピンドルほど音が良く、指先の感触でどの様な音がでてくるかまで予測がついてしまう事が分りました。その後にスピンドルを指で回してみた感覚でまだ判った事があります。スピンドルシャフトを実際にプラッターが乗っ...
View Article新製品の密着シェルとクリスタル・スタビライザー
この所、フォノイコライザーのLEGGIEROの発売以降アナログに力の入っていフィデリックス社ですが、以前の記事で紹介したように新製品の密着シェルが発売になった様です。今まで誰も考えつかなかった発想でユニバーサルアームに密着させて完全剛体にできるシェルです。皆さん一度はお試しあれ!本体重量14g、価格は12,000円(税別)だそうです。そして、もう一つの新製品は私も長い間...
View ArticlePL-25E改をお届けしてきました。
本日、浦安のダマテラ邸まで依頼品のPL-25E改をお届けしてきました。昨日までWoody&Allenさん特製の総カリン製キャビネットに取付けて持って行こうと思って頑張っていましたが、間に合わずに断念。脚と入出力端子プレートを取付けたところまでで時間切れでした。ダマテラ邸のスピーカーはロジャースSTUDIO2a、メインアンプはカウンターポイントのモノラルアンプ、ビシェイの抵抗を大量に注込んだ特注品です...
View Article我家のデジタルとアナログの音の比較
いよいよ本格的な夏に入り強烈な日差しが照付けてきましたが熱中症などにかからない様に皆さん気をつけてください。私は最近は中古レコードばかり買っていて、それを毎日聴いて過ごしています。私の理想の音は「手回しプレーヤーの音」ですが...
View Articleどうしても聴きたかったレコードプレーヤー
私は今まで理想のアナログプレーヤーの音を追って来ました。そして、ほぼ満足のいく処まで到達したと思っていますが、いろいろ試したり聴いたりした副産物として、そのプレーヤーの構造を見ればどの様な音が出てくるかは...
View ArticleROKSAN XERXESの修理 2
前回はXERXESの構造について書きましたが、そのなかでこの画像に注目してください。BからCまでスリットが切ってあります。Aの位置に軸受がありますのでプラッターの重量を支えているのはBからCの繋がっている直線間だけの片持ち支持です。この為に長い時間がたつとプラッターの重さを支えきれずDの位置が下がってくるのです。Dの位置で3mm弱沈下しています。この為、プラッターとトッププレートが接触して回転しなく...
View Articleザークシーズの音質比較
毎日熱い日が続きますが、今日はとくべつに熱かった。皆さん体には気をつけてくださいね。ROKSANのXERXESのプラッターが回る様になったので、暫定での状態で音を聴いてみたくなりました。アームはロクサン社純正のアーティマイズが付いています。色々な工夫がされていて見ていて面白いアームです。私は指かけの音が嫌いなのでシェルには付けませんが、このアーティマイズもインテグレーテッドアームなのに最初から指かけ...
View ArticleSTAXのアームの修理 1
猛暑日の記録が更新されています。毎日暑いですね~。最近はオーディオ機器の修理工房と化しておりますが今回はスタックスのアームの修理の依頼がきました。...
View Articleオフ会in奥多摩
猛暑も山を越したようでようやく一息ですね。昨日はaudiofunさんと奥多摩でリニアテクノロジーのフルシステムで音楽を聴かれているi氏宅まで行って来ました。i氏邸からの景色ですが、見上げる様な山また山で、これが東京都とは思えない大自然の景色です。i氏邸のリニアテクノロジーのシステムです。スピーカーはネットが付いていますので一見コンデンサーSPの様ですがホーンを中心にしたダイナミック型の5ウェイです。...
View ArticleSTAXのアームの修理 2
今日は大分過ごしやすくなってきましたが、まだ蒸し暑いです。しかし、空は秋の気配が感じられてきました。先日スタックスのUA-3アームの修理をしましたがオーナーの話だけを聴いて切れた線を接続してみましたので完成した状態が分からずにいました。...
View ArticleOrtofon MC2000の試聴
前の記事でオルトフォンのMC2000が復活しましたので音を聴いてみました。カンチレバーとチップが違うのでオリジナルとは当然音は違いますが、どんな音がでてくるか楽しみです。まず音を出して驚くのは出てきた音の小ささです。フィデリックス社のプリアンプMCR-38で高能率のA5を鳴らしても5時のフルボリュームの状態です。(通常はMC-L1000などは12時から1時くらいのボリューム位置)もしかしたら以前ダマ...
View ArticleSAEC C1の修理
最近はカートリッジの修理をしてみると、なんら動作に問題はなく良い音が出るので面白くなって乗りに乗っています。悪乗りついでに今度はもっと難しい状態のカートリッジの修理に挑戦してみました。今回はサエクのC1カートリッジですがカンチレバーには中空ボロンパイプが使われていてボディは全金属製です。磁性コア巻コイルが残念ですが修理する価値があるカートリッジと判断しました。見てみるとボロンカンチレバーのダイヤモン...
View Articleスピンドルの再検証をしてくださいました。
以前の私のやった比較実験で『ターンテーブルのスピンドルシャフトは細い方が音が良い』という結果がでましたが、YSJさんが再検証してくださり同様の結果が出ている事をブログに載せてくれていますので是非読んでみてください。http://blogs.yahoo.co.jp/agape262/14232250.htmlhttp://blogs.yahoo.co.jp/agape262/14268164.html...
View Articleハイフォニック MC-A3を修理しました。
ここの所、カートリッジの修理の記事が続いています。今回もまた同様の内容です。ハイフォニックのMC-A3です。カンチレバーが根元から折れています。いつもの様にカンチレバーを継竿にします。はい、できました。一見修理した様には見えません。カンチレバー正面からのチップの写真です。下のカートリッジ本体の水平の線と比べてチップが垂直に移植できています。音出しは明日ですね。
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