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ROKSAN XERXESの修理 1

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先日の日曜にダマテラさんがPL-25E改のキャビネットの組込みと兼ねて 動作不良のザークシーズを持って来てくれました。
以前から内周駆動式ベルトドライブ、極端に細いスピンドルシャフトなど構造的に興味があり、ザークシーズの音は一度は聴いてみたいと思っていました。

動作不良の原因はこのザークシーズにトラブルとして最も多いと思われるスピンドルシャフトの軸受部の沈下で、プラッターがトップボードに擦れて動かなくなっていました。

まず、分解して構造から見ていきます。
イメージ 1
一番底部の25mm厚のMDF製の分厚いベースです。これにモーターが載っています(刺さっているといった方が適切ですね。)。三点に防振ゴムが立っています(市販でよく売っているものです)。
この防振ゴム上にスピンドル軸の付いたMDF製のトップボードが載ります
イメージ 4
厚さは低板と同じ25mmと分厚く防振ゴムを挿んでまな板二枚重ねという感じです。
イメージ 2
変わった形のスリットがトップボードに切ってあります。
トップボード自体は防振ゴムでフローティングされているのですから必要ないのではと思いますが振動を制御する為???のノウハウなのかよく分かりません。知っている方はコメント欄で教えて頂けたらとおもいます。
イメージ 3
そして、このプレーヤーの最大の特徴であるスピンドルシャフトです。直径は6mmと思っていましたが、私が以前に作ったPL-31E用と同じ5mmでした。
おそらくノウハウなので表だっては言ってはいませんでしたが
「スピンドルシャフトは細い方が音が良い」と昔から知っていたのです。これがこのXERXESの音の評価を高いものにしていたのです。
イメージ 5
工作精度は超精密の素晴らしいものですね。

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