前回はXERXESの構造について書きましたが、
そのなかでこの画像に注目してください。BからCまでスリットが切ってあります。Aの位置に軸受がありますのでプラッターの重量を支えているのはBからCの繋がっている直線間だけの片持ち支持です。この為に長い時間がたつとプラッターの重さを支えきれずDの位置が下がってくるのです。Dの位置で3mm弱沈下しています。この為、プラッターとトッププレートが接触して回転しなくなるのです。あまりに凝り過ぎて経時変化を考慮に入れなかったのはロクサン最大のミスですね。しかし、不思議なのはこのスリットです。何の為のスリットなのか?
Dの位置が繋がっていればこの様なトラブルな無いはずです。と言うより私ならトッププレートはMDFなどではなく絶対にダイキャストかジュラルミンなどの金属の一枚板にしますが。
アームシャフトのベース部やスピンドルシャフトの取付け部は微塵も動いてはいけません。MDFなどの木質系の材料は超ミクロ的に見ればかなり柔らかい材料なので、この部分に木質系の材料を使うと必ずカチッとしない甘い音になってしまいます。
最近はリンソンデックがこれに気が付いてMDFのアームボードから金属製に変更したようです。
そのなかでこの画像に注目してください。BからCまでスリットが切ってあります。Aの位置に軸受がありますのでプラッターの重量を支えているのはBからCの繋がっている直線間だけの片持ち支持です。この為に長い時間がたつとプラッターの重さを支えきれずDの位置が下がってくるのです。Dの位置で3mm弱沈下しています。この為、プラッターとトッププレートが接触して回転しなくなるのです。あまりに凝り過ぎて経時変化を考慮に入れなかったのはロクサン最大のミスですね。しかし、不思議なのはこのスリットです。何の為のスリットなのか?
Dの位置が繋がっていればこの様なトラブルな無いはずです。と言うより私ならトッププレートはMDFなどではなく絶対にダイキャストかジュラルミンなどの金属の一枚板にしますが。
アームシャフトのベース部やスピンドルシャフトの取付け部は微塵も動いてはいけません。MDFなどの木質系の材料は超ミクロ的に見ればかなり柔らかい材料なので、この部分に木質系の材料を使うと必ずカチッとしない甘い音になってしまいます。
最近はリンソンデックがこれに気が付いてMDFのアームボードから金属製に変更したようです。
話は修理に戻します。
先にも書いた様にDの位置で繋がっていればスピンドルシャフトの沈下は起こりませんので、この位置で繋ぐ方法を考えます。ホームセンターを回ってこれに決めました。家の構造材をつなぐ2mm厚のスチールプレートです。
見た目はごつくなりましたが表からは全く見えません。Dの部分だけ小さいプレートで繋ぐと歪む事がありますので長いスパンでスチールプレートを固定しスリットの外側の狭い部分を使って木ネジを締上げて沈下部を持ち上げる様にしました。これで二度と沈下は起こさないでしょう。Dの部分の沈下は改善したのでプレーヤーを組み直して電源をつないで確認しましたが良好に動作をしました。
先にも書いた様にDの位置で繋がっていればスピンドルシャフトの沈下は起こりませんので、この位置で繋ぐ方法を考えます。ホームセンターを回ってこれに決めました。家の構造材をつなぐ2mm厚のスチールプレートです。
見た目はごつくなりましたが表からは全く見えません。Dの部分だけ小さいプレートで繋ぐと歪む事がありますので長いスパンでスチールプレートを固定しスリットの外側の狭い部分を使って木ネジを締上げて沈下部を持ち上げる様にしました。これで二度と沈下は起こさないでしょう。Dの部分の沈下は改善したのでプレーヤーを組み直して電源をつないで確認しましたが良好に動作をしました。
つぎはこの個体の問題のアームの取付け部の修理です。