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Channel: 趣味のオーディオの行着いた先
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スタイラスチップを飛ばしました。

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サテンのM-18BXの二個あるうち片方が昨日から音が歪んで調子が悪いです。
別のスタイラスユニットに交換すると正常になりますので これは針ですね。
朝から修理をしようとスタイラスユニットをはずして弄っていましたが、手が滑ってやってしまいました。
イメージ 1
矢印の様にカンチレバーの先にチップがありません。これでThe・ENDです。(泣き)

しかし、気を取り直して良く見るとそばに埃大の小さく光るものが見えます。
脱落したダイヤモンドスタイラスチップです。すぐに黒いテープでペタペタと採取して貼り付けておきました。

スタイラスユニット自体の調子が悪いので、このユニットは諦め
別のM-18BXのスタイラスユニットで前にチップを飛ばした物がありましたので
そちらに移植してみる事にしました。
今回チップを取付ける事に成功すれば初めての快挙ですがどうなる事か。
かなり前にダイヤモンドチップを修理しようとした事がありましたが
ピンセットでつまむと「ピシッ」と跳ねてチップを飛ばし行方不明で終わってしまった事がありました。今回は慎重にやらねば…
ピンセットで摘まむとまた飛ばしてしまうのでピンセットの先に両面テープを極々少し付けそれに張付けて保持しました。

M-18BXのチップは特殊楕円針だったと思います。丸針なら前後はなく垂直に取付けさえすれば良いのですが、前後がありますのでまず実態顕微鏡を覗きながらチップの前の部分にマーキングをしました。
カンチレバーの先にエポキシ接着剤を少量つけてチップを載せマーキングを見ながら
位置決めをしていきました。チップ回りの固定は固まるのが速い瞬間接着剤で盛りました。
イメージ 2
はい、修理完了です。

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