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PL-25E改をお届けしてきました。

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本日、浦安のダマテラ邸まで依頼品のPL-25E改をお届けしてきました。

昨日までWoody&Allenさん特製の総カリン製キャビネットに取付けて持って行こうと思って頑張っていましたが、間に合わずに断念。
イメージ 1
脚と入出力端子プレートを取付けたところまでで時間切れでした。

イメージ 2
ダマテラ邸のスピーカーはロジャースSTUDIO2a、メインアンプはカウンターポイントのモノラルアンプ、ビシェイの抵抗を大量に注込んだ特注品です。
手前左側から私のフィデリックス社のフォノイコLEGGIERO、今日の主役PL-25E改、
そしてダマテラ邸のメインプレーヤーのトーレンスのTD-520SUPER砲金プラッター載せ換え品SME3012アーム付です。
下段にカウンターポイントのプリアンプが見えます。

私のシステムで比較、製作、調整をしていますので実際にそのシステムに組み込んでみるまでは どの様な音がでてくるかは分かりません。
少々心配でしたので取り敢えずダマテラ邸のシステムに組み入れて聴いて見たくて
まだキャビネットに組み込んだ完成品ではありませんでしたが、今回は本体のみを持っていきました。
一番心配だったのはハウリングの問題ですが、ウッディバージョンに使う私の作った脚は真鍮製ですので振動を遮断する機能はありませんので床の弱い部屋ですとインシュレーターを使用しないとハウリングに悩まされる事になります。
基本的にインシュレーターは使用したくないので試しにPL-25Eのインシュレーターをはずして直にキャビネットを置いてみましたが幸いにもハウリングを起こしません。
この結果で私の作った真鍮製の脚は使える事が確認できました。

さて、この状態でテクニカの33MCカートリッジからシェルターのトランス、
カウンターポイントのプリのフォノイコライザーを使って聴き始めました。
すぐにわかるのは優しい素直な音です。(この音がPL-25E改の音の特徴ですね)
暫く色々なレコードを聴いてみましたが、どのレコードもとても心地の良い音で音楽が楽しめました。

次にダマテラさんが出してきたカートリッジはこれです。
イメージ 3
ジュエルトーンのJT-R靴任后
このカートリッジはおそらく全てのカートリッジのなかで最も出力電圧が低く通常のフォノイコライザーやトランスなどではノイズが多くて全く使用に耐えないほどです。
ダマテラさんは以前からこのカートリッジをまともに鳴らすフォノイコの登場を待っていたと思います。
そしてここからがLEGGIEROでなくてはならない出番となります。
正直この音は凄いです。私は甘い音が嫌いなので、このキレ味には痺れました。
そして、なお音の重心は低く、優しく、しなやかであるのに余計な物は何もない!
二回ほどダマテラ邸で聴いていますがPL-25E改+JT-R掘椒譽献А璽蹐料塙腓擦浪甬邵嚢發離譽魁璽匹硫擦鯆阿せてくれました。

また、以前中川さんに教えてもらった秘密の機構をPL-25Eから取り外して通常のプレーヤーに戻して聴いてみましたが、ノイジーになり遥彼方まで見えていた空間に飛び去る響きが見えなくなってしまいます。右隣で聴いていたダマテラさんは「コンサートホールの右席で聴いている感じが秘密の装置を外すと分からなくなる」という表現でした。
また、この変化を明確に表すロジャースのスピーカーとカウンターポイントのアンプの性能の高さにも感心させられました。

あまりに素晴らしい音なので、このままLEGGIEROもダマテラ邸に貸し出して置いてくる事にしました。後ほどウッディバージョンのキャビネットにPL-25Eを組み込むときまで・・・

その時が楽しみです。

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