急遽カートリッジの修理が入りましたので記事を差し替えました。
先日佐倉市のA氏のオルトフォンのMC2000Mk2を修理して返して とても喜んでくれましたが、「これも修理できるかな~?」と今度はオルトフォンのSPUのゴールドを持ってきました。
見てみるとカンチレバーはありますが、やはりチップがありません。前回のMC2000Mk2と同様に「これなら治るでしょう」と言って預かりましたが、
調べてみると右chに導通がありません。もしコイルが切れていたら修理不能ですのでこの事をA氏に告げて「ダメ元でカバーを開けますよ」と伝えました。
開けてみると幸いにもコイルリードが端子のハンダ接続部分で断線していました。
これならもう慣れた作業ですので簡単に接続が終わりました。
見てみるとカンチレバーはありますが、やはりチップがありません。前回のMC2000Mk2と同様に「これなら治るでしょう」と言って預かりましたが、
調べてみると右chに導通がありません。もしコイルが切れていたら修理不能ですのでこの事をA氏に告げて「ダメ元でカバーを開けますよ」と伝えました。
開けてみると幸いにもコイルリードが端子のハンダ接続部分で断線していました。
これならもう慣れた作業ですので簡単に接続が終わりました。
ところが、カンチレバーをいじってみると縦に竹が裂けるように割れてしまいます。
なのでこのカンチレバーは諦めて取り払い、別のチップ付きのカンチレバーを挿して治しました。修理は終わったので試聴テストをしたいのですが、このカートリッジは本来はGシェルという専用のシェルに付いていてマグネットが背中に出張っていて平ではありませんので通常のシェルには取付ける事ができません。
なのでこのカンチレバーは諦めて取り払い、別のチップ付きのカンチレバーを挿して治しました。修理は終わったので試聴テストをしたいのですが、このカートリッジは本来はGシェルという専用のシェルに付いていてマグネットが背中に出張っていて平ではありませんので通常のシェルには取付ける事ができません。
市販のアダプターが販売されていますが、このカートリッジには紫檀のブロックで出来た自作スペーサーが付いていました。良く見ると形が拉げています。これは使うのは躊躇われるので新にSPU用のアダプターを作る事にしました。
市販の物と同じではつまらないのでカートリッジの背中に出っ張っているマグネットを固定して支持する様なものを考えてみました。材質は超々アルミ合金で、後ろ側のキャップスクリューを締め込み万力の様にマグネットを挟んで固定するのです。アダプターを取り付けた状態です。あとはシェルに取付けるだけです。厚く引き締った低域とSPUらしからぬ鮮明な高域がでました。無事に返す事が出来そうです。
市販の物と同じではつまらないのでカートリッジの背中に出っ張っているマグネットを固定して支持する様なものを考えてみました。材質は超々アルミ合金で、後ろ側のキャップスクリューを締め込み万力の様にマグネットを挟んで固定するのです。アダプターを取り付けた状態です。あとはシェルに取付けるだけです。厚く引き締った低域とSPUらしからぬ鮮明な高域がでました。無事に返す事が出来そうです。