VictorのMC-L1000の修理が完了しましたので、いよいよレコード盤に針を落とします。
シェルはテクニカのAT-LH15ミッチャクです。
何時の様にサブシステムのPL-31E改ピュアストレート付プレーヤーに取り付けて、レコードに乗せました。
音は出ましたが、右chのみで左からは音はでません。何故だ・・・???
しかし、自分で治したカートリッジなのでプラシーボ満載ですので、片チャンのみでも凄く好い音です(笑)。
とりあえずマイクロコイルを譲ってくれたフィデリックス社の中川さんに
「音出たよー」と報告しました。「音はどうですか?」と中川さんに聴かれ「音は好いけど片チャンだけー・・・、導通あるのに何でだろ?」と聞くと「それは変ですね。どこかでショートしていないですか?一度電話を切りますから調べてみてください。」といわれました。
この電話を切る直前に「もしかしたら」と思い当たる事が頭に浮かびました。
それは、『コイルの空振り』
ダイレクトカップル型は正面から見るとVの字型ヨークの隙間にコイルが半分だけ入って、その中の磁束を切る事で発電するのですが、ネジ止めした時に前後は合わせたのですが、ヨークに入っているかは確認していませんでした。
もう一度振動系固定ベースのネジを緩め調整し直したところ両チャンネルより音はアッサリと出てきました。この瞬間、「ヤッター‼」と心の中で叫んでいました。分かりやすい様に修正後のコイル後方に光を当てて写真を撮ってみました。ホームベース型のコイルの前方に当たる部分がヨークの中にある事が分かると思います。
これが少しでもズレているとコイルは発電出来ないのです。
この後、再び中川さんに両チャンネルから音が出た事の報告と聴いた音の印象を連絡しました。
中川さんは「あまりに難しい作業なので、もしかしたら出来ないのではないか?」と思っていたそうですが、私の報告に喜び、また驚いてもくれていました。
シェルはテクニカのAT-LH15ミッチャクです。
何時の様にサブシステムのPL-31E改ピュアストレート付プレーヤーに取り付けて、レコードに乗せました。
音は出ましたが、右chのみで左からは音はでません。何故だ・・・???
しかし、自分で治したカートリッジなのでプラシーボ満載ですので、片チャンのみでも凄く好い音です(笑)。
とりあえずマイクロコイルを譲ってくれたフィデリックス社の中川さんに
「音出たよー」と報告しました。「音はどうですか?」と中川さんに聴かれ「音は好いけど片チャンだけー・・・、導通あるのに何でだろ?」と聞くと「それは変ですね。どこかでショートしていないですか?一度電話を切りますから調べてみてください。」といわれました。
この電話を切る直前に「もしかしたら」と思い当たる事が頭に浮かびました。
それは、『コイルの空振り』
ダイレクトカップル型は正面から見るとVの字型ヨークの隙間にコイルが半分だけ入って、その中の磁束を切る事で発電するのですが、ネジ止めした時に前後は合わせたのですが、ヨークに入っているかは確認していませんでした。
もう一度振動系固定ベースのネジを緩め調整し直したところ両チャンネルより音はアッサリと出てきました。この瞬間、「ヤッター‼」と心の中で叫んでいました。分かりやすい様に修正後のコイル後方に光を当てて写真を撮ってみました。ホームベース型のコイルの前方に当たる部分がヨークの中にある事が分かると思います。
これが少しでもズレているとコイルは発電出来ないのです。
この後、再び中川さんに両チャンネルから音が出た事の報告と聴いた音の印象を連絡しました。
中川さんは「あまりに難しい作業なので、もしかしたら出来ないのではないか?」と思っていたそうですが、私の報告に喜び、また驚いてもくれていました。