前回はコイルをステレオ用に二個一にする作業をしました。
かなり苦労をして上手く出来上がりましたので、嬉しくなって油断をしてしまいました。
保持シートから外して顕微鏡の上に置いてから、顕微鏡を数十センチ持ち上げて移動をしたのです。再び顕微鏡を覗くとコイルは消えていました。
銅線とは言え埃と同程度の質量で静電気で物にも吸い付くのですから紛失すれば厄介です。
半日捜しまわりましたがとうとう見つかりませんでした。(ショック!)
捜すのは諦めて2組めを組む事になってしまいました。
かなり苦労をして上手く出来上がりましたので、嬉しくなって油断をしてしまいました。
保持シートから外して顕微鏡の上に置いてから、顕微鏡を数十センチ持ち上げて移動をしたのです。再び顕微鏡を覗くとコイルは消えていました。
銅線とは言え埃と同程度の質量で静電気で物にも吸い付くのですから紛失すれば厄介です。
半日捜しまわりましたがとうとう見つかりませんでした。(ショック!)
捜すのは諦めて2組めを組む事になってしまいました。
さて、気を取り直して ここで修理するMC-L1000を分解しましたので内部構造をみてみましょう。針先直上にC型のヨークの隙間にプリントコイルが挟まる様に配置されている事がわかります。コイルリードはカンチレバーの背中を通り振動系固定ベースの裏のトンネルを抜け、端子にハンダづけされて、プリントコイルがヨークの隙間に正確に入る様に調整が出来る様に振動系固定ベースは長穴を開けネジ止めされている事が分かります。振動系ユニットを外した所です。まだマイクロプリントコイルが付いた状態です。カンチレバーの背中伝ってリードが接着されています。プリントコイルを取外し、掃除をしました。通常のカートリッジの2倍はある長いダイヤモンドスタイラスチップがカンチレバーを貫通して裏側に出ている事が分かります。ここにダイレクトにコイルを取付けるのですが、MC-L1000が此処まで拘って作られている事に関心します。凄いカートリッジです。