Quantcast
Channel: 趣味のオーディオの行着いた先
Viewing all 305 articles
Browse latest View live

MJ誌に0 SideForceアームの記事が載りました。

$
0
0
無線と実験誌11月号にフィデリックス社の新型ピュアストレートアームの0 SideForce(ゼロ・サイドフォース) の記事が載りました。
http://www.fidelix.jp/products/0%20SideForce/index.html
記事を書かれた柴崎さんも「想定外の迫真音場、聴き慣れたレコードに こんなに多くの情報が詰め込まれていたのかと驚いた。私にとっては大きなカルチャーショックだ。」と評し、自分のプレーヤーで愛用していたFR-64Sから0サイドフォースに乗り換えたそうです。

すでに同構造のピュアストレートアームを使っている私からみれば、「この評価は掛け値なしで、当然でしょう。」と言いたいですね。

ピュアストレートアームの話2

$
0
0
ピュアストレートアームの音の良さの秘密のうち、アームのオフセットがない事で
カートリッジのカンチレバーがアーム支点の直線上に並ぶ事によりレコードの音溝の抵抗の変化の影響でカンチレバー側の支点が振られない事がトラッキングエラーが増える事よりも重要だという事が分かってきました。しかし、過去にもピュアストレートアームが何点か存在しましたが、なぜかあまり流行らず自然消滅しています。この原因の一つにはアーム側の支点の明確化が完全ではなかったのではと推測します。

通常のアームは左右動作をつかさどる垂直軸と上下動作をつかさどる水平軸の組合せからなっています。これらの軸には各2個づつのボールベアリングが使われていますが、動作上ボールが転がる為には僅かな隙間が無ければ完全に動かなくなってしまうために人の手には感じませんが僅かなガタつきが必ずあるのです。
この為ボールベアリングを使ったアームはピュアストレートアーム化しても厳密な支点の明確化ができずに、それほど鮮明な音にはならなかったのではないかと思います。
なので通常のストレートアームにカートリッジを真直ぐに取付けての実験でも正しい結果は得られないかもしれません。

今回発売されたフィデリックス社のアームと私の自作したアームはワンポイントアームであり、上下、左右の動作の高感度化と全く遊びの無い支点の明確化を実現していますし、捻る力に対しても軸下部にアーム基部の下側を軽く接触させる事によって、これ以外には考えられないほどの完全な軸受を形成しています。
イメージ 1
私の自作ピュアストレートアームの軸受を分解した写真です。上からM4芋ネジ軸受け、軸受止ナット、アーム本体、アーム軸と抜け止、下部軸受ステンレス板、アームベースと非常にシンプルな部品構成になっている事が分かるとおもいます。

追記
11月3日にミュージックバードでラックスのプレーヤーを使ってフィデリックス社の
0 SideForceアームの比較試聴を放送するそうです。司会は鈴木 裕さんです。

アナログとデジタルどちらが音が良い

$
0
0
寒かったり、暑かったりと気温が安定しないで体がついていけませんね。

デジタルかアナログか
マイペースさんのところで、この題材をブログに上げて皆さん議論が白熱していました。
デジタルと言っても16/44からハイレゾPCM、DSDまで色々とありますし、一括りにするのはムリがありますので、ここでの話はCDフォーマットの16/44をデジタルとしたいと思います。
ご存知の様に私はもともとデジタルは苦手で仕方なく聴いていましたが
最近はSDカードトラポをコンデンサ電源で駆動したり性能の良くなったDACを使ってみて、それまで使っていたLP-12やARの改造品のアナログの音に追いついてきたので、「使い勝手が良いからデジタルでも良いか。」と思いはじめていたのです。
この時点なら『デジタルもアナログも好みの問題』と言われている方の意見も受入られたかも知れません。
そんなやさきに気兼ねなく改造が出来るジャンクのベルトドライブプレーヤーが手に入り状況は一変するのです。

その経過は書庫の『メインADプレーヤー』に書いてある通りですが、
それまで使っていたLinnのLP-12もARのプレーヤーも置き去りにして、デジタルも以前と同じ様に殆ど聴かなくなってしまうほどの差がついてしまいました。
なので一般の方が思われているアナログらしい音と私のアナログの音とではかなりの隔たりがあるのではと思っています。
その様な分けでアナログも一括りには出来ないほどの差があり過ぎるので『デジタルかアナログか』という問いにも人夫々で答えは出ないのだとおもいます。

私のアナログの音に限って言わせてもらえば、アナログに比べてデジタルの一番気になるところは音のジリジリ感がある事でこれは小さな音の時はそれほど感じないのですが、音が一斉に鳴るフォルテの時に圧倒的な差として感じるのです。同じ曲の同じところではフォルテにもかかわらずアナログは静かにさえ感じますから。
人の声の肌理の細かい滑らかさや優しさにも差があり、デジタルはどうしても不自然さがある強い表現になってしまっています。

ですので、私の答えはアナログですが、これは16/44に限っての話で
私の師である 仲川 伸さんの話では「コルグ1000番をバッテリーでドライブしたDSDレコーダーで録音した音はナグラの38/2トラより音が良い」との事です。(コルグの2000番はスイッチング電源なので音は悪いそうです。)
これは以前より一貫して話している事なので間違いはなさそうですので、
私もDSDデジタルには期待をしたいと思っています。

聴いて なんぼ

$
0
0
あたりまえですがオーディオは、音楽を聴いて楽しむ道具です。

この世にオーディオ機器やその関連商品は星の数ほど沢山ありますが、技術的に裏付けられて作られた真面目な物から 何の根拠もない怪しい物まであります。

販売する時にこの製品は「この様な画期的な技術や、この様な理屈や、他の物より特性が良いから音が良い」などと売り口上は言ってはいますが、はたして音は聴いて作っているのでしょうか?

私の場合はまず聴いて、その音が良ければ『何故良い音なのか?』の理屈を後で考える事にしています。
その様にすれば、たとえその理屈が間違っていたとしても『良い音』はそのまま事実として残り、間違うことはありません。理屈など後付けでよいのです。特性も良い事に越した事はないのですが、まず『聴いてよい音に聴こえるか?』です。

しかし、私の好きな『アナログプレーヤーのメカニズム』に限ってみても存在する製品は理屈先行の物が多い事にはガッカリします。

物量投入された巨大なターンテーブルのプレーヤーや、特性の良いDDプレーヤーが何故見た目は普通のリンソンデックのLP-12に音では勝てないのか?その事実はそこに存在し、その理由は後付けで考えてみる事です。
また、「スピンドルシャフトは太い方がターンテーブルが確りするから音が良いはずだ!」という当り前の様に言われてきた理屈ですが、でも、実際聴いてみると細いスピンドルシャフトの方が音は圧倒的に良いという事実があるのです。まるで正反対の結果ですよね。
今回のピュアストレートアームにしても「アームはトラッキングエラーを最小にできるオフセットのついたアームであるべきだ!」という既成概念を覆すほど音が良いのは何故なんでしょう?

まずは『聴いて なんぼ』、『何故音が良いか?』の理屈は先行ではなく後付けで十分です。

ピュアストレートのトラッキングエラーについて

$
0
0
前の記事の『聴いて なんぼ』の追加記事として載せましたが
新規記事として載せる事にしました。

ピュアストレートアームのトラッキングエラーについて音質劣化への心配をされている方がいる様ですが、すでに製品の販売がはじまっているフィデリックス社に届いている多くの報告にも、レコードの内外周でのトラッキングエラーによる歪などの音質劣化の報告は一切ないそうです。
私のアームを使っている『気まぐれさん』からも、「全く問題は無い。カートリッジが今までのアームと比べ音溝に対して曲がって見えるのに不思議」と報告を受けています。これがトラッキングエラーの有無を実際に人が聴いて比較検証した結果なのです。

江川三郎さんの過去の実験結果のとおり、10°程度のトラッキングエラーでは人が聴いても全く判別する事はできないと判断します。

DENON DL-1000Aの修理

$
0
0
10月29日試聴記事追記しました。

暖かい日から一転冷たい雨が降り始めました。気温も急降下しています。

オークションでジャンク品のDENON DL-1000Aを落札し、それが本日到着しました。
イメージ 1
DL-1000はビクターのMC-L1000と双璧をなすMCカートリッジの名機です。
空芯コイル、軽針圧、ハイコンプライアンス、金属ボディとハイフォニック社の一連のカートリッジを作った方の設計だと思いますので音質傾向も同じです。

私も音はすでに聴いていて分かっていましたので「一つは持っていても良いかな~」と思っていましたが、なにせ人気カートリッジなので完動品の落札相場はかなり高く、同クラスの音質の物も多数持っていますので見送っていました。
今回の物はボロンパイプカンチレバー先端のチップ部分からの折損ですがカンチレバーは幸いにも残っていますのでチップを接着すれば わりと簡単に修理できそうです。導通も調べてみましたが問題はないようです。
イメージ 2
慣れてきたので だいたい1時間程度の作業時間でチップを着け終わりました。接着剤が固まる明日まで待ってから試聴してみます。

10月29日追記しました。
イメージ 3
本日PL-31E改のピュアストレートアームに取付けて聴いてみました。
針圧は0.8gが指定の様ですが1gくらいかけた方が音が安定します。
まず、澄んでとても良く伸びた高域に耳が行きます。いかにも空芯カートリッジの高域だと思いました。音像の実在感も素晴らしく、全体域にわたって歪感はなくエネルギーバランスもフラットで強調された様な不自然な感じがありません。
オリジナル品の時に感じた時の音と今回のリビルト品の音とは遜色はありませんね。
私には滅茶苦茶お買い得品でした。
やはりDL-1000Aは最上級カートリッジの一つである事は間違いなさそうです。

私の常用機の一つに加えたいとおもいます。素晴らしいカートリッジです!

サブシステム用パワー セレナーテのモノ使い

$
0
0
今日は快晴の暖かく過ごしやすい日になりました。数日前から風邪をひき、なかなか治りませんでしたが、今朝は気分が良くなりようやく治ってきた様です。

フィデリックス社のアンプは左右独立のモノラルで使用するのがデフォルトです。メインシステムはマルチアンプでデバイダーまで左右完全独立のモノラルでの仕様となっていますが、サブシステムは使用しているパワーアンプ『CERENATE』は1台だけでステレオで使用していました。モノラルで使用すれば当然大幅な音質向上になる事は実験で分かっていましたが、サブシステム用のパワーアンプでしたので、長い間そのままになってしまっていました。http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/2806084.html

その様ななか、数日前に片chが出力しない『CERENATE』パワーアンプを手に入れました。中川さんに聞くと「ヘッドホン端子からは出力があるならパワーIC『LM3886』は壊れてはいないので、わりと簡単に治るのでは?」との事です。ヘッドホン出力には異常はありませんので、フィデリックス社に早速送って直してもらいました。
出力不良の原因はスピーカー端子の片側に強い力が加わり直接ハンダ付けしてある内部のボード基盤からパターンごと引き剝がされてしまっていたそうです。
とくに部品の交換などはなく『CERENATE』は修理が完了して帰ってきました。

早速サブシステムに片chモノラル接続して聴いてみましたが「いやー、好いですね」
真ん中に集まり塊がちだった音達が自由に空間を飛び交いだしました。音像は小さくなり、力強く軽い質感の低音が気持ちの良いリズムを刻みます。
イメージ 1
『CERENATE』はプリアンプ無しでも簡単にCDPなどをつなげて音楽が聴ける様にアンバランス入力側には左側の写真の様にディテントボリュームが付いています。私の以前から持っていた『CERENATE』はプリアンプでの音量調整をしますので右側の様にディテントボリームを取去り50KΩの抵抗2本に変更して普通のパワーアンプとして使っています。

ボリューム撤去の改造直後に聴いてみましたがスッキリとして透明度が上がった様に聴こえましたが、直接比較ではなかったので今回のもう一台と確り比較ができました。
やはり以前感じた通りの結果です。空間の曇りが無くなり音場の奥まで見通せる様になっていますので、今回の『CERENATE』も即同様の改造を施しました。
この改造で音はさらに良くなり澄切った広々とした空間の底までも見通す事ができます。
これなら夏に無理してA級アンプ8台のメインシステムを動かす事もないくらいです。

ピュアストレートアームを送りました。

$
0
0
以前、PL-25Eの改造部品を頼まれた方からピュアストレートアームに載せ換えをしたいとの御要望がありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/28291141.html
出来上がるまでに時間がかかってしまいましたが、ようやく完成したアームを送ることができ、無事に載せ替えて頂けたようです。ピュアストレートアームを使用してみた感想は直接読んで頂けたらと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/woods3703606/34998450.html
http://blogs.yahoo.co.jp/we8686/27597848.html

ステレオ誌の0 SideForceアームの記事

$
0
0
前回の『MJ無線と実験』誌の記事に続き、ステレオ誌12月号にも柴崎 功氏によるfidelix社の『0 SideForce(ゼロ・サイドフォース)』アームの記事が載りました。
FR-64Sとの載せ替えの方法が書かれていて、試聴記には「音が出た瞬間に絶句するほどFR-64Sと大差がある。特に低音楽器の質感は異次元で、大地に根を生やしたような安定感と重量感がありキックドラムやエレキベースは瞬発力と制動力があって凄まじい迫力」と評しています。
低音が良いのは私の作ったピュアストレートアームをお渡しした方々の評価も同じですので これは間違いのないところでしょう。また柴崎氏は「トラッキングエラーの大きくなる外周や内周部でも歪感のないクリヤーな音だ」と記事には書かれています。

年に一度の一泊旅行

$
0
0
今回は珍しくオーディオ関連の記事ではありません。

年に一度、仕事仲間での旅行があります。
去年は北陸新幹線で金沢でしたが今回は近場の福島までバス旅行となりました。
予算はあるのに時間がないので何時ものとおり一泊の思いっ切りの『大名旅行』です。
圏央道から常磐自動車道を通って磐越自動車道に乗り
イメージ 1
『あぶくま洞』を見てから『アサヒビール福島工場』で昼食を取りました。
ジンギスカンと生ビールが美味かった。
猪苗代湖のふちを通り会津に入り芦ノ牧温泉『大川荘』で一泊。
イメージ 2
ロビーを入ると吹き抜けのホールの真ん中では三味線をひいて迎えてくれました。

夜は恒例の宴会です。
イメージ 3
いつもの事ですが、こんなに多くのコンパニオンさんたちです。

翌日は小雪が舞っていました。そんななか会津から日光に抜ける途中にある宿場町がそのまま保存されている『大内宿』をみてきました。
峠の上にあるので雪がもっと降っていて寒かったです。
イメージ 4
でも好い絵が撮れました。人っ子一人いません。(笑)
昔は荷馬車程度しかないのに大型車が走れるほどの幅の広い道が通っています。家を移築したのかと聞くと昔は此処に川が流れていて生活用水になっていたのだそうで、家は当時のまま建っているそうです。いまは両側に細い側溝が見えます。お店は『お蕎麦屋さん』が多くありました。そういえば太いネギ一本を箸代わりにして食べる ここのお蕎麦をテレビで見た事がありましたね。
イメージ 5
峠から平地に下りてくると嘘の様に晴れていました。そして会津若松と言えば『鶴ヶ城』です。前回は紅葉が素晴らしかったのですが本丸は改修工事中で見る事ができませんでした。今回は改修か終わったばかりの『鶴ヶ城』を見る事ができました。戊辰戦争で破壊され取り壊されたのですが、やはり石垣の上には堂々とした本丸が無いと絵になりません。
イメージ 6
最後の昼食の店は『田季野』 わっぱめしで有名なお店らしいです。
イメージ 7
イメージ 8
此処の店で先ほどのネギを箸代わりにして食べるお蕎麦がでました。ネギは大好きなのですが、さすがにそのままでは食べきれませんでしたね。
この後、一路千葉目指して帰路につきました。

試聴会専用ADプレーヤーを作りました。

$
0
0
あたりはすっかりセピア色の冬景色に替って寒い日が多くなってきて、今年ももう残りわずかです。インフルエンザも流行ってきていますので罹らない様に注意していきましょう。

さて、私のメインのアナログプレーヤーは殆ど変更する所がないほどに完成されています。パイオニア社のPL-31Eをベースとしていますが、よく考えてみると使っているのはプラッターとトップボードだけなので、もう別の機種と言えるのかな?
キャビネットはウッディさん製作の無垢カリンキャビネットで私のプレーヤーの音をよりいっそう引き立たせてくれています。
しかし、ウッディ仕様は出来が良いので気軽に持ち歩くにはちょっと気が引けるので、
試聴会専用にもう一台は同じプレーヤーを作ろうかと考えていました。
また、同条件の物が2台あると、何かを変更した時に音質比較が正確にできるという利点もあります。
イメージ 1
メインに使用中のウッディバージョンです。プレーヤーの部品を製作する工作機械は削る前にセッティングするのに時間がかかりますので、時間が無駄にならない様に部品は複数個作る事にしています。ですのでその場で個々に製作ではなく徐々に部品が揃いますので、今回のサブ機は最初のものより製作時間は短くできました。
イメージ 2
そして、今回製作した試聴用プレーヤーです。キャビネットはPL-31Eのオリジナルの物をそのまま使いました。このキャビネットでもレトロ感があって好いのですが、なにせ古い物ですので突板の剥がれや汚れの酷いものがありますので、その中でも程度の良い物を選びました。

これで部屋から外へ持ち出しができる様になりましたので、オフ会などで聴いて頂ければと思っています。

12.11千葉オフ会

$
0
0
朝起きると辺りは霜で真っ白です。毎日寒い日が続きますが凍える手をこすりながら仕事をしています。

先週の日曜日に午前中に雪まるだ邸で、午後からは拙宅でオフ会がありました。
参加者は雪まるだ邸はaudiofunさんと私の3名、午後からダマテラさんも加わって4人でした。
すでにオフ会後すぐに雪まるださんとaudiofunさんはブログの記事にあげて頂いていますが、私は何だかんだで一週間遅れになってしまいました。
午前中の雪まるだ邸は車で10分と近くなのになかなか行くことができず久しぶりの訪問になります。私は毎日昼の仕事で、時間が空いて音楽を聴くのは夜ですが、雪まるだ邸のシステムは昼の太陽のエネルギーを使うフル・ソーラー電源駆動なのでなかなか折り合いがつかない事もあります。
しかし、当日は快晴となり絶好のソーラー日和となりました。
イメージ 1
ソーラーパネルが並ぶ玄関を入りオーディオ・ルームのドアを開けるとすでにaudofunさんが先に到着していました。
雪まるだ邸の構成はタマゴ型スピーカーとサブウーハーです。
以前はサブ・ウーハーは写真のヤマハの巨大なパワーアンプでドライブしていましたが
現在はデジタルパワーを使ってサブウーハーまでソーラードライブです。
イメージ 2
デックスのプリに直接付けてある赤い基盤がデジタルパワーアンプです。
イメージ 3
そして、メインのタマゴ型フルレンジスピーカーです。タマゴ型のキャビネットの利点を生かすべく床や壁、台座などの影響を一切受けないようにテグスを使って空中に浮かしてあります。
聴かせてもらいましたが、歪の無い澄切った音がします。雪まるだ邸は家庭の事情などで大音量は出せないので、少音量で極限のクォリティーの向上に徹している事が窺えました。ソーラー駆動も大出力より、より質の向上にむいているので今の状況には最適だと思いました。どちらかと言えばリアル音量派の私は音にエネルギーが必要なので、これは今の雪まるだ邸の環境では求めるのは無理がありますね。後で判るのですがタマゴ型スピーカーには意外な一面があるのです。

昼食を挿んで午後からは場所を拙宅に移しました。

ここからはダマテラさんも参加されました。
つい先日私のピュアストレートアームをPL-25Eに載せ換えに来られ、数日たたないでの来訪です。アームの音の感想を聞くと音は「頗るよろしい」との事で安心しました。
まずはメインのA5マルチをアナログで聴いて頂いた後、システムをサブに切り替え持ち寄った機器の比較試聴に移りました。
サブスピーカーのドライブアンプは先日二台体制のモノ使いとなったセレナーテです。
このパワーアンプのモノ使用の効果は大きく十分に比較検聴の役をこなしてくれました。
まず雪まるださんが最近メインのデジタルトランスポートとして使用しているSONY社のポータブルデジタル録音機『PCM-D100』を使用してaudiofanさん製作のなんでもI2S信号に変換できる機器を使ってカプリースに接続して聴きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hcdry919/14577816.html
このデジタル録音機は16/44出力をアップサンプリングする機能があります。通常アップサンプリングをすると良い面と悪い面が出て来ますが、音質の悪い面が出ず私の一番気になるジリジリとした感じが無くなります。また、DSD録音機としても使用できる優れものですので「一台は持っていても良いかな~」と思いました。
イメージ 4
次に雪まるだ邸で聴いてきたタマゴ型スピーカーの試聴です。雪まるださんが前に使用していた黒いタマゴ型スピーカーですが、フルレンジスピーカーの一番苦手なオーケストラをわざと選んで聴いてみたところ最低域はもちろん出ませんが、その上の倍音を使って結構上手くこなしてしまうのは意外でした。パワーも入る事からサブのフルレンジスピーカーとしても十分な能力です。能率が低いので大きな音で聴いているとセレナーテのファンが回ってしまうくらいです。
イメージ 5
ここでタマゴ型エンクロージャーの効果を知る為にバッフルを取付けると途端に音が歪んで煩くなります。エンクロージャーの形状が音に及ぼす影響が分かって なかなか面白い実験でした。
イメージ 6
最後はaudiofunさん製作のLM3886を使ったパワーアンプと同じLM3886を使っているセレナーテの比較試聴をする事になりました。audiofunさん製作のアンプの筐体はセレナーテの倍くらいの高さがあります。フィデリックス社の中川さんの話ではLM3886モジュールはそのまま使用しても確りとした力強い低音を出す事が出来る優れたパワーモジュールだそうです。色々な曲を一気に聴きましたが何方も力感ある音で鳴ってくれました。ただクラシックは「弦楽器の落ち着いた感じはセレナーテに分があるな」と私は判断しました。
今回も盛り沢山の比較実験でなかなか面白い物が聴けました。皆さんの御蔭で楽しいオフ会を有難うございました。また次回も楽しみにしています。

ピュアストレートアームの解説記事

$
0
0
フィデリックス社の『0 SideForce(ゼロ・サイドフォース』アームを入手された『テツさん』が自分のサイトに記事を載せています。音質評価とピュアストレートアームの動作についてアニメーションを使って解りやすく書かれていますので読んでみてください。
http://web3.incl.ne.jp/tetsu/c8dekirukana/armgmt.html

web上のPL-25Eプレヤーの改造記事

$
0
0
オーディオ記事を書かれている『やまてつさん』が私の『手回しプレーヤーの記事』とアナログプレーヤーの改造記事に関心を持たれ、PL-25Eの改造を始められたようです。
文章も楽しく面白いので興味のある方は見に行ってみてください。
http://mtt2.blog60.fc2.com/

毎日朝7時に更新です。

今年は

$
0
0
今年は
4月の熊本の大地震、10月の鳥取、そして先日の茨城と震度6を超える地震があいつぎ
地震の多い年でした。

私のオーディオ関連の出来事は やはり年初より計画していたピュアストレートアームが完成し予想以上の出来と素晴らしい結果がでて、私が長年追い求めてきた理想のアナログプレーヤーが完成した事につきます。
フィデリックス社から発売となったピュアストレートアームの『0 SideForce』も好評で売行きも好調だそうです。(このアームの関連でフォノイコライザーの『レジェーロ』も続けて購入して頂けるパターンもけっこうあるそうです。)

新年の御挨拶

$
0
0

イメージ 1

明けましておめでとうございます。
昨年も沢山の方々に拙ブログを見に来て頂き真に有難うございました。


本年も宜しくお願い致します。

シェルター Model701カートリッジの修理

$
0
0
友人のダマテラさんから またMCカートリッジの修理の依頼がきました。
今回のカートリッジはシェルター社のModel701です。

宇都宮手作りオーディオ・オフ会に参加しました。

$
0
0
昨日は栃木県の宇都宮まで手作りオーディオ・オフ会に参加してきました。
天候は曇り朝の6時に出発して、途中の埼玉県の八潮でaudiofunさんと合流しました。
此処まで1時間半くらいで、八潮から宇都宮までは2時間の道のりです。

つづく

宇都宮手作りオーディオ・オフ会に参加しました。2

$
0
0
前記事からの続きになります。
昼食を挿んでいよいよ『宇都宮手作りオーディオ・オフ会』が1時より開催です。

会場のすぐ前の中華屋で昼食をとり15分くらい前に店を出るとすでに駐車場では
参加される皆さんが機材を運び込んでいるところでした。
イメージ 1
会場入口を入った場所からのホールの全景はこんな感じです。進行役の『ひでじさん』の御挨拶から始まり、まず『ひでじさん』のスピーカーから聴きはじめました。
イメージ 2
ウッドコーンの2ウェイで長時間聴いていても疲れない穏やかな音に仕上がっていました。
イメージ 3
次に『ひでじさん』のスピーカーをそのまま使って『マイペースさん』の出力1ワットの手作り真空管パワーアンプアンプを聴かせて頂きました。シングルらしい素直な音です。会場が大きいので大きい音の出る機材のほうが良く聴こえると思いますので控えめな音がやや不利だったかな?
イメージ 4
続いては『MASAさん』のダイヤトーンのフルレンジ『P-610』を使った2ウェイスピーカーです。身振り手振りで一所懸命説明してくれる『MASAさん』です。柿渋調の仕上げも味があり良かったです。私も『P-610』は昔から大好きなフルレンジです。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/395303.html
久々に聴きましたが張りのある歯切れの良い音で、私の『P-610』も久々に出して聴きたくなりました。。
イメージ 5
続いては午前中お邪魔した『Wさん』のナショナルのフルレンジ『げんこつ』を使った製品をKT88真空管アンプで聴かせて頂きました。やはり張りのある活き活きとした音です。これも傑作フルレンジで私は製造中止と聴いて5セット買って持ってました。
今でも未開封品が我家に2セット残っています。
イメージ 6
つぎは『かべさん』のパスカルスピーカーと『audiofanさん』製作の旭化成の最新チップを使ったDACを聴きました。


つづく

便利な多機能小型デジタル・チャンデバ

$
0
0
北海道にいる様な猛烈な寒さがやってきました。あまりに寒くて今日は早々に仕事を切り上げました。

レコードプレーヤーは今後僅かな改造はあると思いますが大きな改造はほぼ終わり納得の音はでています。
さて、先日入手したサブシステム用パワーアンプのセレナーテ2台をモノで使用していますが、片方のチャンネルが遊んでいますので2ウェイスピーカーのマルチアンプとして使いたいと思っていました。
そんな中、昨日友人の『雪まるださん』がタイムリーな物を持ってきてくれました。

多機能な2ウェイ用の小型デジタル・チャンネルデバイダーminiDSP 2×4 HD です。
http://jtesori.com/miniDSP/products/minidsp-2x4-hd/
音出しをしてみましたが、スッキリとした余計な音がしないもので、ネットワークレスの良さがあり、聴いてみる価値はあると思いました。機能もパソコンを使ってクロスやスロープ、位相、周波数特性の変更まで出来ます。
早速注文を入れましたので近々に手元に来ますので試してみたいと思います。
Viewing all 305 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>