リンソンデックLP-12やARのプレーヤーを使っている頃にQA550とCAPRICEが出来たのでその時は「アナログプレーヤーでなくても良いか。」とも思った時期がありました。
そのくらいデジタルの16bit/44kの音の向上は素晴らしかったのです。
その後、中古のパイオニアのPL-25Eを手に入れて改造が始まったのですが
今は「目標としてきた手回しプレーヤーの音がでた!」と言い切れるほどの音まで到達しています。
しばらくデジタルの音は聴かなかったのですが、最近手に入れたテイラー・スウィフトのCDを久々にSDカードにリッピングして聴きました。
同時に併売している同じアナログ盤のアルバムも購入して比較して聴いてきましたが、何が決定的に違うのかがハッキリと掴めました。
その後、中古のパイオニアのPL-25Eを手に入れて改造が始まったのですが
今は「目標としてきた手回しプレーヤーの音がでた!」と言い切れるほどの音まで到達しています。
しばらくデジタルの音は聴かなかったのですが、最近手に入れたテイラー・スウィフトのCDを久々にSDカードにリッピングして聴きました。
同時に併売している同じアナログ盤のアルバムも購入して比較して聴いてきましたが、何が決定的に違うのかがハッキリと掴めました。
16/44デジタルのスタートスイッチを入れると全くノイズは出ません。レコードは針を盤上に置くとまずトレースノイズが聴こえ、スクラッチノイズも聴こえますのでデジタルの方が静かなのは明らかです。
しかし、音楽が鳴り始めるとこの状況は一変します。16/44デジタルは音が小さいうちはまだ良いのですが、音楽が盛り上がり音が大きくなって行くにしたがいジリジリ、ザラザラとした滑らかさの無いにぎやかな歪みっぽい音になるのがハッキリと聴こえます。
以前のリンやARのアナログプレーヤーを使っている頃は判らなかったのですが、PL-25E改との比較では全ての周波数帯域とダイナミックレンジ域で圧倒的に25Eが滑らかで静かです。
このデジタルの音をよく聴くと鉄心入りMCカートリッジのバルクハウゼンノイズに似ていますが、16/44デジタルの音の方が遥かに悪質です。
しかし、音楽が鳴り始めるとこの状況は一変します。16/44デジタルは音が小さいうちはまだ良いのですが、音楽が盛り上がり音が大きくなって行くにしたがいジリジリ、ザラザラとした滑らかさの無いにぎやかな歪みっぽい音になるのがハッキリと聴こえます。
以前のリンやARのアナログプレーヤーを使っている頃は判らなかったのですが、PL-25E改との比較では全ての周波数帯域とダイナミックレンジ域で圧倒的に25Eが滑らかで静かです。
このデジタルの音をよく聴くと鉄心入りMCカートリッジのバルクハウゼンノイズに似ていますが、16/44デジタルの音の方が遥かに悪質です。
この事についてフィデリックス社の中川さんに話を聞いたのですが
私の思っていた通りデジタルの量子化ノイズ(量子化歪)が原因なのだそうです。
デジタル録音では量子化ノイズ対策としてディザリングと言う機能を使うのだそうですが決定的な改善にはなってはいないようです。
私の思っていた通りデジタルの量子化ノイズ(量子化歪)が原因なのだそうです。
デジタル録音では量子化ノイズ対策としてディザリングと言う機能を使うのだそうですが決定的な改善にはなってはいないようです。
今回の事で16/44デジタルでは物理的な限界があり、どんなに頑張って努力をしたとしても真のアナログレコードの音には遠くおよばない事が明白になりました。
中川さんの話では「もしも、デジタルでアナログを超える事ができるとしたら、
それはPCM変換をしていないDSDの生録の音だ!」と話していました。
中川さんの話では「もしも、デジタルでアナログを超える事ができるとしたら、
それはPCM変換をしていないDSDの生録の音だ!」と話していました。