Quantcast
Channel: 趣味のオーディオの行着いた先
Viewing all articles
Browse latest Browse all 305

CDと最近プレスされたレコードの音

$
0
0
話は先日買ったポップスのCDの続きになります。

先日買ったテイラースウィフトのCD『スピーク・ナウ』を聴いていて、「現在は録音もデジタルだし、ポップスはクラシックほどCDとアナログの差は分かりにくいからな~」と思いながらも、今はCDしか無いし無い物強請りで「ああ、これがPL-25E改で聴くレコードならどんなふうに聴こえるのかな~レコードで聴いてみたいな~」と音楽を聴いていても常に心の中にモヤモヤとした思いがあったのです。

今はレコードがブームだといいますが、ヒットしたCDがレコード化されて併売される様なケースが多くなってきています。
その後ネットを見ていて、このCDと同じアルバムがアナログ盤で販売されているのを見つけたのです。良くても悪くても最近のレコードがどの様な音で再生されるのか聴いてみたい興味もありましたので即座にクリックして購入しました。
海外から来るので半月ほど日数がかかりましたが、到着までの待ち遠しさとワクワクとして待つ楽しさがありました。
イメージ 1
届いたレコードは厚さのあるいわゆる重量盤の2枚組でした。

早速プレーヤーに乗せて針を落としてみました。カートリッジはサテンのM-18BXが良い様です。CDと同じ音源なので録音はオンのマルチマイクと分っているのでアナログに圧倒的に有利なオフマイクの遠近感を作る空間の響きが少なくデジタルとアナログの差はそれほど大きくはありません。
音色はバイオリンなどの弦楽器の滑らかさにデジタルとアナログでは大差が出て分かりやすいのですがポップスは弦楽器が多く使われていないので、これも分かりづらいところです。
しかし、もう一つ分かりやすい音源があります。それは人の声です。人間の声はとても滑らかで僅かでもザラツキがあると違和感を感じる音源です。これはこのレコードでもハッキリと差が出ます。アナログはセンターに立つテイラーの声は生々しく実在感はより強く、艶も色気もあり「ああ、違うなぁ。やっぱりアナログだよ」と思わせてくれるのでありました。この他PL-25E改最大の音の特徴である空間の静けさは背景がデジタルではまだ音楽にザワザワとしている事が感じられ、一時はアナログに追いついたと思われたSDカードプレーヤーとカプリースでもPL-25E改のアナログの音に差をつけられている事がわかります。
こうして同じ音源をデジタルとアナログで比較してみると、現在製作されたアナログ盤でも音質的なメリットは十分にあると分かりました。

と言うわけで このあとに二枚目のテイラーのアナログ盤『レッド』もまもなく到着します。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 305

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>