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Channel: 趣味のオーディオの行着いた先
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SDTrans384のリモコン取付

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気温も下がり秋から冬になってきました。
暫く記事が滞ってしまいましたが久々の更新です。

パイオニア社のPL-31Eの改造も究極の目標とする『手回しプレーヤーの音』に近づける為の考えられる事はほぼ終わって、お気に入りのレコードを優しく滑らかな音で毎日御機嫌な気分で聴く毎日です。
とりあえずアナログオーディオは弄る事がなくなったので暫く触っていなかったデジタル系も久々に動かしてみる事にしました。

私は16/44を聴くのはQA550カードトラポを使いますが、その他のフォーマットを聴くのに去年春に手に入れたSDTrans384を使おうと思っていました。https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/27910602.html
しかし、そのままではいちいち操作ボタンを押しに機器ところまで行かなくてはならず、不便を感じていましたのでリモコンを取り付けてみる事にしました。
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リモコンキットはSDTを販売している『試聴屋さん』が出しているのは知っていましたのでそこから購入を申し込みましたが、月日が経ってしまってあまり出ていないのか在庫無し、「これから作る」との事で10日ほど待ちました。
本日、そのリモコンキットが到着しましたので、明日の日曜に取り付けてみたいと思います。

SDTrans384の音

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先週の記事でSDT384のリモコンを取り付ける事を載せましたが、
翌日には作業を完了して、便利に使える様になったので、ついでにここ一週間じっくりと聴いてみました。

SDT384の電源はパナの乾電池黒4本、DACはカプリース2台のmono使いです。
比較対象はPL-31E改を使ったレコードです。
トラポの電源は乾電池なので電源としてはAC電源を使うより音質的にはずっと有利だと思いますし、実際聴いてみてもやはり素直な音がします。
このカードトラポを使ったデジタルの音に音楽を聴くうえでは けして不満があるわけではありませんが、PL-31E改でアナログレコードの音を聴いてしまった今では、あまりに差がつきすぎてしまって、僅かな時間聴いただけで音質の差が気になってしまいます。

一番気になるのは音の実体感(密度)でどうしてもSDT384は薄く滲んでいて其処に居る様には感じられないところがあるのです。
もしかしたらDACが原因かと思い『QA550カードトラポ』に繋ぎ変えるとレコードほどではないにしても、この実体感がある事がわかります。
考えられる事としては「このSDT384にはクロックが2個搭載されていて互いに干渉しているのではないか?」という事なのですが。はたしてどうでしょう?

SDTrans384用ACアダプター電源購入

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今年もあと1週間になりましたが気温は例年になく低く寒い!もう朝はあたりは霜で真っ白です。

先日は本格的にSDTrans384にリモコンを付けて動かしましたが、乾電池では僅かな時間で動かなくなり、思っていたより電力を食います。
この為、長時間聴き流すには厳しいのでACアダプターを使う事にしました。
必要なのはDC5Vですが、空いているフィデリックス製のものは9Vだけです。
9VのACアダプターの中のトランスから出ている端子から7Vを取り、三端子レギュレーターを5Vの物に替えれば使用できるのかと思っていたのですが、中川さんに聞くと色々と都合が悪い事かでてくる様です。
なので新たに5VのACアダプターをフィデリックスに注文しました。

今日、それが届いたので早速 コネクターに挿して鳴らしてみましたが、乾電池と比べ大きく音質が落ちる事もなく気持ち良く音楽を聴くことができました。

新なPL-31Eの改造記事

今年もありがとうございました。

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今年は記事の内容的にはあまり進んではいないのですが
数多くの方々に当ブログを見に来て頂き
お蔭様で60万ヒットを達成する事ができました。
有難うございました。

また新年早々にはオフ会の予定もありますので
来年も宜しくお願い申し上げます。

皆様 良いお年をお迎えください。

新年の御挨拶

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皆様
あけましておめでとうございます。

今年は新年の定期オフ会が1週間後の1月7日(日)に開かれます。
午前中『雪まるださん邸』で午後は拙宅の予定となっております。

それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。

30年初オフ

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年が明けてすでに1週間、
今年も凄い速さで1年が過ぎていきそうです。

さて、昨日の7日は平成最後の30年度初オフ会がありました。
参加者は何時も定点観測して頂いているaudiofunさん、近所の雪まるださん、浦安のダマテラさん、そして初参加して頂いた気まぐれさんの5名です。

拙宅で気まぐれさんと待ち合わせ、午前10時から雪まるだ邸でのオフ会に参加させてもらいました。
近所なのに1年近く行っていなかったのですが、システム構成は1年前とほぼ変わりが無い様子で卵スピーカーをフルソーラー電源のデジタルアンプで鳴らされていました。
変わったところは天井から吊るした卵スピーカーを壁から離してあるくらいですが、これが音が違うそうです。
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フルソーラー電源のシステムの音は気まぐれさんは初めてなので新鮮だったのではと思います。一部AC電源との入替ての比較では繊細な音が聴こえなくなり平面的になるのが分かって頂けたと思います。雪まるださんは小音量で聴く事が多いのでボリュームを絞ってもディテールが潰れない事に拘っているとの事です。

午後の拙宅のオフから参加のダマテラさんが来るので、気まぐれさんを雪まるだ邸に置いて ひとまず先に私は帰宅しました。

私のシステムはアナログプレーヤーの完成でレコードの音はほぼ行き着いていますので前回と大きな変更はありませんが、サブスピーカーにLo-DのHS-500を導入しましたので これを主に聴いて頂きました。
このスピーカーは聴いている方は多いと思いますので、すでに音の傾向は分かっている方は多いと思いますので、マルチアンプ駆動にするとどの様に変わるのかよく分かって頂けたのではと思います。
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私個人としては音楽を聴くには不満がなく十分の能力を発揮していると思っていますが、皆さんはどの様に聴かれたでしょうか?

PL-25E改からPL-31E改へのUp依頼

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数十年に一度の極寒の寒波からやっと抜け出たようで、今日は幾らかましな寒さでした。

先日のオフ会の時に私の作ったPL-25E改をご愛用頂いているダマテラさんから「スイッチを入れてもスタートしないんです。」との連絡をうけて「修理しますのでプレーヤーをオフ会時にお持ちください」と話しをしました。その時についでなので「PL-31E改に載せ替えてみては?」とお薦めしましたところ「是非お願いします」との御返事をもらいました。

サテンM-21Pの修理依頼

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先日の激しい雪と寒波が過ぎ、一息ついたと思ったらまた今朝から雪です。
極寒の寒波が迫りインフルエンザも猛威をふるっている様ですので体調管理には気を付けて行きましょう。

さて、先日私の以前のブログでサテンのカートリッジの修理記事を見たSさんから
「最近入手したM-21Pを診てもらいたい。」との書き込みがありました。
M-21Pは当時MCが2~3万円くらいの価格だったころ8万円以上と高額でサテン社のカートリッジとしてはフラッグシップ的なカートリッジだったので私なども欲しくても手が届かない針でした。
同社のM-18BXを聴くとMMなみに出力を欲張ったためコイルを多く巻き、振動系が重くなってしまっていて、それが音の悪い方向に表れていますが、M-21Pはコイルを小さくして軽くし、出力を普通のMCなみに抑えた為に音がより良くなっているのは聴かなくても分かっていました。

少しSさんにメールで話を聞いてみますと「自力で何とかしようとすでにグリスを点けてみたのだけれど音が改善しない」との事でした。点けたグリスについて改めて聞いてみると鉱物性のグリスだとの事です。

以前の記事にも書いてありますが鉱物性の油は接着剤や樹脂を侵すので絶対に点けてはいけません。
すでに点けてしまってはありますが、まだ治る可能性はありますし、上記の様に貴重なカートリッジですので何とか治せればと思い修理を受ける事にしました。

今日その針が到着したので午後から早速診てみる事にしました。
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個人発注で作られた山口真文さんのレコード

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今日は知人の『気まぐれ』さんから一枚のレコードが届きました。

『気まぐれ』さんは私のブログのアナログプレーヤーの改造記事を見て連絡をいただき、それからは私のPL-31Eの改造機を御愛用頂いています。

以前宇都宮で開かれた手作りオーディオの会でお会いした時に
『山口真文』さんのCDのアルバム制作のレコーディングに立ち会った時に、レコーディングのスタッフの方に「レコードも作る事ができる」と言われて個人的にLPレコードを作ってみようと思ったそうです。
「それ、是非一枚お願いします。」と言ってあったのですが
それが今回出来上がったと『気まぐれ』さんのブログに記事が載ったので早速注文したのです。
すぐにこのアルバムを私のPL-31E改に載せて聴いてみましたが、出だしの明るいソプラノサックスから次に入ってくるハイハットはきめ細かく鮮やかな音で私のシステムではドラムスの手の動きも分かるほどです。ピアノも鮮明なのですが穏やかな音でとても良い音で録音されているとおもいます。
全てオリジナル曲で纏められているアルバムですが、お酒を飲みながらユッタリとリラックスして聴ける曲が多いとおもいます。

アルバムの裏面には録音とカッティング時の機器の写真が載っているのはオーディオマニアが作ったアルバムらしい、特にカッティングマシンには音の良い『スカーリー(ウエスタン・エレクトリック)』が使われています。
レコード好きの一個人が有名なアーティストのLPを制作販売するなどという事はなかなかないと思いますので興味のある方は聴いてみてください。ディスクユニオンでも購入可能で300枚限定だそうです。

PL-31E改をお渡ししてきました。

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一週間遅れの記事となってしまいますが、以前の記事でPL-25E改を31E改にアップグレードしてくれる様にダマテラさんから依頼がありました。
https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/29210864.html
すでに31E改に換装を終えていて、浦安は1時間とかからない距離なので車で届ける予定でいましたが、なかなか都合が付かず遅くなっていました。
やらなければならない事があると なかなか気持ちも落ち着きませんので先週の日曜日の午後にやっとそのPL-31E改を届けることができました。
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当日はaudiofunさんをお誘いしてダマテラ邸で待ち合わせをしました。
ダマテラ邸はもう何回となくお邪魔していてカウンターポイントのアンプでドライブするロジャースのスピーカーのバランスの取れた端正な音はよく分かっています。
何時も感心をするのは安心して音楽を楽しめる事です。
今回の31E改へのアップグレードをした事で よりレコードでの音楽が楽しめる様になってくれると思います。

オルトフォン MC Jubilee カートリッジ

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突然に気温が上がり春真盛り、もう寒い日はいらないのですがそうはいかなのでしょうね。

私はオーディオをやり始めた当初はカートリッジはオルトフォンのSPUをよく使っていました。低音が図太くシステムとしてもバランスが取れていたからです。
しかし、いろいろと知識が付きプレーヤーやアンプを取替えていくうちにシステムの重心はどんどんと下がって行き、最後はSPUでは低音過多に感じる様になってしまいました。
オルトフォンのカートリッジは磁性体のコアにコイルを巻いたものが主流ですので、今となっては私はあまり興味は無いのですが、その中でも少数派ではありますが非磁性のコアにコイルを巻いた空芯型カートリッジが存在するのです。

MC Jubileeを聴いてみました。

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前回の記事の続きになります。
先日スタイラスチップの無いジャンクカートリッジのMC Jubileeを手に入れ修理をした記事を載せましたが、これもオークションで手に入れそのまま放置してあったオーディオクラフトのシェルAS-12Kに取敢えず付て聴いてみました。
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しかし、どうも音は「パッ!」としません。音のバランスは良いのですが、空間の気配は感じられず、ピアノの粒立ちもセンシティブさが無くよくありません。何時も聴いているMC-L1000などの一級品のカートリッジ達とは明らかに差があるのです。
「いや、いや、そんなわけはない」と少々悩んでから、「もしかしたらシェルが問題なのか?」と思いました。私は何時もシェルは入手してから密着シェルに加工して使いますが今回は早く音が聴きたかったので無精をしてしまいました。

つづきます。

この元のカートリッジは何?

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これに使われた元のカートリッジは何でしょうか?

何年か前にカートリッジの樹脂ボディを容は殆ど変えないで金属製に替えた事による音の違いについて調べていた時がありました。
最初はDL-103を金属ボディに作り替えてみたのですが、予想以上の好結果で、次は空芯カートリッジを金属ボディにしてみようと思って作ったものです。
しかし、樹脂を剥がしスケルトンにした本体にこの金属ボディを被せる方法をとった為、はめ込む時にミスをしてカンチレバーを折ってしまったのです。

それからは やる気が無くなって放置状態で数年が経ってしまいました。
この完成したボディは常に机の上にありましたので、目に留まる度に何時かはまた挑戦してみようと思っていたのです。
失敗した事も自分の糧となり無駄ではありませんし、あれから色々な経験をして幾らか腕も上達したのか、今回は上手くボディに嵌めこむ事ができました。

使われたカートリッジはこれです。
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DENONのDL-305です。
ボロンの中空カンチレバーに極小チップを埋め込んであり、これが技術的に凄い事なのです。 通常のカートリッジはソリッドボロンカンチレバーというとタングステンの芯にボロンを蒸着させて作りますが、鉄の2倍もの質量のタングステンが芯ですので、思ったよりもカンチレバーは軽くはなく、また硬く脆いボロンに穴を開ける事は困難で、そのままチップを接着剤で貼り付けるか、フォークの先の様に二股にしてチップを挟み接着剤で固める方法をとっている物が殆どなのです。
その結果、DL-305では中空パイプの軽い質量の振動系になった事で針圧1.2gでの安定したトレースが実現しています。
残念なのはボディが樹脂なので、音への悪影響は明らかです。
最上級機のDL-1000のボディが金属で作られている事からも、製作者にはこの事についての認識があったのではないかと思います。
ですので、これを金属ボディ化すればDL-1000に似た音になる事は容易に想像ができるのです。
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ネームプレートもボディを彫込んで付けてみました。
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全く同じサイズに作りましたので、純正のスタイラスガードもそのまま使えます。

DL-305フルメタル仕様の試聴

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前回DENONのOL-305の樹脂ボディを金属製にかえた記事を載せましたが、今回はそれをオリジナル機とどの程度違うのか、音を比較してみたいと思います。

かなり前に私が書いた記事ですが、ここにDL-305の当時の音の評価が書かれています。https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/22885197.html
今でもこの評価の通りで全く変わりはなく、歪感ないよく延びた高域と、素直な音が空芯カートリッジの持つ特徴をよく表していると思います。オリジナルまま聴いていても「あまり不満は感じられずに良い音だ」と評価できると思います。
なので私は前回壊してしまった物も含めてDL-305は4個ほど手に取ったと思います。

甥っ子の結婚式に行きました。

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「久々にオーディオネタではないのか」と思われるかもしれませんが
実はそうでもないのです。

4月29日の日曜日に甥っ子が結婚式を挙げるので埼玉県のレイクタウン越谷まで行ってきました。12時に我が家を出発し、京葉道路市川インターを下りて一般道を北上し、友人のaudiofunさんの住む八潮市を左手に見ながらさらに北上すると2時間ほどで越谷です。
挙式は キリスト教式で、式場に入ると船底型の屋根の正面に十字架とステンドグラスのある階段状の祭壇、後ろ側の入った扉の上方にはパイプオルガンのパイプが並んでいるのでパイプオルガンで音楽を演奏してくれるのかと一瞬思いましたが、本物ではありませんね。
バッハの『主よ人の望みよ喜びよ』がオルガンで鳴り始め厳かに式が始まりました。
修道女の衣装をまとった女性数人が讃美歌を歌ってくれたのですが、式場の中に響きわたる合唱のハーモニーが上手くてなかなか良かったです。私はどうも何時もの癖で歌と一緒に音の質感も聴いてしまうのですが、讃美歌を歌う女性の合唱を聴いて「人の声はやはり凄く滑らかで優しい」。私のアナログプレーヤーが再生する音も優しく滑らかな音なのですが、本物はもっと滑らかなので、ますます「自然な音はこういう音がするんだ!」と再確認ができた1日でした。

フィデリックス社の新カートリッジの情報

PL-31E改の新たなキャビネット

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毎日鬱陶しい日々が続いていますが体調を崩さない様気を付けて行きたいものです。

先日Woody&Allenさんのブログに黒色をしたPL-31E用のキャビネットが載っていたのを見て、無理を言って譲ってもらいまた。
材質は『ウェンジ』という木材で、黒褐色にトラの縞模様の様な木目があり良い味がでています。

今日、これに入出力端子を付ける作業が完了しました。

つづく

プレーヤーキャビネットの脚を作る

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先に紹介したWoody&Allenさん制作の素敵なウェンジ材のキャビネットに付ける脚の製作を始めました。
これまでカリンキャビネットには真鍮でネジ切までして凝った作りで制作していましたが、今回は市販されている物を使って作り易くて同等の質感の物を制作してみたいと思います。https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/26313198.html
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使用するのは10mm径のキャップスクリューと家具の足の高さ調整につかうアジャスター受座です。
今回のウェンジ材のキャビネットはカリン材のキャビより高さを15mmほど抑えてスリムになっていますのでこれに合わせて高さを15mm、直径は48mmに拡大した真鍮丸棒の輪切りにステンのキャップスクリューの入る穴を開けて中に接着しました。
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キャビネットの下の四隅に12mmのあなを開けアジャスター座受をネジ止めし
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先に作った脚をねじ込めば完成です。
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上出来ですね。

PL-31E改ウェンジ完成

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先の記事からウェンジ材のキャビネットの製作記事を載せていましたが、
ようやく本体を取付てメインプレーヤが完成しました。
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衣装を代える様に天然木無垢材のキャビネットの良さと変化を楽しんでいます。
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