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MC-L1000のその後

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Victor『MC-L1000』カートリッジの断線したコイルを交換修理してから1ヵ月半がたちましたが、その後も快調に動作していて使い続けています。

オーディオ機器、特に自作や自分での修理品は当初は音がとても良く聴こえてしまうもので、暫く聴いていると何かしらの違和感や不満が出てくるものですが、この修理したL1000は他のカートリッジと比較をしても当初の1の評価は変わるところはありません。

このところ聴いている『BONSAI』スピーカーの音質の好さの一因もこのカートリッジが担っている事は間違いがないところです。(アルテックのA5のメインシステムに付けても素晴らしい)

さて、この『MC-L1000』の修理ですが、コイル自体の質量を軽くする為に 0.017mmという極細のホルマル線を使用していて配線やハンダ付をする時に極めて難しい作業を強いられます。今回の修理作業も初体験でたまたま運良く成功しただけだったのかもしれません。
「もう一度やれ」と言われても全く自信がないのが正直な所です。

ですので、このマイクロコイルを譲ってくれたフィデリックス社の中川さんに「ハンダ付けの練習をしたのでこの1.7μの線材を少し貰えないか?」と頼んだところ「この太さのコイルは持っていないが2.3μのコイルなら沢山あるから1巻きごと送るよ」との事で先日このコイルが送られてきました。

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