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サテンM-21Pの修理依頼

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先日の激しい雪と寒波が過ぎ、一息ついたと思ったらまた今朝から雪です。
極寒の寒波が迫りインフルエンザも猛威をふるっている様ですので体調管理には気を付けて行きましょう。

さて、先日私の以前のブログでサテンのカートリッジの修理記事を見たSさんから
「最近入手したM-21Pを診てもらいたい。」との書き込みがありました。
M-21Pは当時MCが2~3万円くらいの価格だったころ8万円以上と高額でサテン社のカートリッジとしてはフラッグシップ的なカートリッジだったので私なども欲しくても手が届かない針でした。
同社のM-18BXを聴くとMMなみに出力を欲張ったためコイルを多く巻き、振動系が重くなってしまっていて、それが音の悪い方向に表れていますが、M-21Pはコイルを小さくして軽くし、出力を普通のMCなみに抑えた為に音がより良くなっているのは聴かなくても分かっていました。

少しSさんにメールで話を聞いてみますと「自力で何とかしようとすでにグリスを点けてみたのだけれど音が改善しない」との事でした。点けたグリスについて改めて聞いてみると鉱物性のグリスだとの事です。

以前の記事にも書いてありますが鉱物性の油は接着剤や樹脂を侵すので絶対に点けてはいけません。
すでに点けてしまってはありますが、まだ治る可能性はありますし、上記の様に貴重なカートリッジですので何とか治せればと思い修理を受ける事にしました。

今日その針が到着したので午後から早速診てみる事にしました。
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