カラカラに乾燥した日が毎日続きましたが、今日は雨が降りました。
雪まじりの冷たい雨でしたがこれだけ乾燥した状態で強い風が吹けば砂嵐で、まるでサハラ砂漠のようですので、めぐみの雨になりました。
雪まじりの冷たい雨でしたがこれだけ乾燥した状態で強い風が吹けば砂嵐で、まるでサハラ砂漠のようですので、めぐみの雨になりました。
昨夜は色々なカートリッジを付替えてレコードを聴いていましたが、手が滑って気に入っていたパイオニアの空芯カートリッジPC-70MCのカンチレバーを折ってしまいました。以前このカートリッジの修理記事を書きましたが、それとは別のオリジナルのままの物です。カンチレバーはberyllium蒸着によるパイプで極度に脆く、過去にも4個ほどこの針を折っていますので注意していたのですが、よほどこの針には縁が無い様です。
かなりショックでしたが気を取り直して冷静になると、折れた針が見つかればなんとかなると自分に言い聞かせて、埃ほどの大きさの針先を必至になって探しました。やっとそれらしい物が見つかり顕微鏡で見るとカンチレバーと先にチップも付いていました。さて折れたカンチレバーの修理方法ですがberylliumパイプなので中に棒の様な物を入れて接着すればよいと思います。
内径を計測すると0.3mmの棒なら入るようです。振動系が重くならない様に軽くてアルミ系最強の超々ジュラルミンのA7075を使ってこの棒を旋盤で挽いてみました。ここに折れたカンチレバーを取付け接着します。これをカッターナイフで切取り本体側のカンチレバーに挿せば修理完了です。あとは接着剤が硬化するのを待つだけですが元の音が出るでしょうか?心配です。
内径を計測すると0.3mmの棒なら入るようです。振動系が重くならない様に軽くてアルミ系最強の超々ジュラルミンのA7075を使ってこの棒を旋盤で挽いてみました。ここに折れたカンチレバーを取付け接着します。これをカッターナイフで切取り本体側のカンチレバーに挿せば修理完了です。あとは接着剤が硬化するのを待つだけですが元の音が出るでしょうか?心配です。