Quantcast
Channel: 趣味のオーディオの行着いた先
Viewing all articles
Browse latest Browse all 305

miniDSP 2×4HD Dual mono 2

$
0
0
記事の間隔が開いてしまいましたが
前回のminiDSP 2×4HD デジタルチャンネルデバイダーの続きになります。

前回は付属品の12Vのスイッチング電源ACアダプターとフィデリックス社のウルトラローノイズACアダプターを取り寄せて比較試聴をしてみましたが、聴いてすぐに判るほどの大差があり、すぐに電源は変更する事にしました。2台を左右完全分離式での使用ですのでフィデリックス社のACアダプターは2台必要です。

ところが此処で問題が発生しました。アダプターを差し込んで電源を入れても1分位音が出て来ません。そして徐々に音が大きくなり正常な大きさになれば全く問題なく使用できるのですが、スイッチング電源ではすぐに出てくる音が出てこないのは気分がよくありません。
この事についてフィデリックス社に問い合わせると、最近のデジタル機器はACアダプターの電圧に厳密で、通常問題にならない誤差の電圧でも動作制限のかかる物があるそうです。フィデリックス社のACアダプターの電圧を測ってみると12Vに僅かに足りません。
今回のACアダプターを送り返して電圧の12V以上ある物に交換と、もう一台同じものを注文しました。
送られて来たACアダプターは二台とも電圧は12V以上あり、接続してみましたが問題なく動作しました。この様な事情からリニア電源動作の2×4HD Dualmonoの試聴が遅れていました。
イメージ 1
フィデリックス社からACアダプターが来るまでも付属のACアダプターで聴いていましたが、音には明るい一方的な色が着いていて多彩な音色とは言い辛く、いくらも聴かないうちに飽きてしまいます。
到着したフィデリックス社のACアダプターに替えるとやはり前回試聴した通りの大きな差です。女性ボーカルの感情の多彩さも確りと表現できています。しかも、前回と違い左右完全分離のDualmonoですので空間の広がりも全く違い、
オーケストラのフォルテッシモの時などは音に包み込まれる様で段違いの迫力です。
メインのアルテックのA5ではなく通常サイズの2ウェイブックシェルフでこの音が聴けるのですから驚きです。
アナログデバイダーSX-8でマルチアンプで使用しているA5システムと比較をすれば、まだ音色は明るいのですが、サブシステムとしては十分楽しく聴ける音で此処まで良くなるとは思ってもいませんでした。ネットワークはどうしても低域に鈍い音が付きまといますので(スッキリとして癖が少なくなったという感じでしょうか?)「現在最良のアナログデバイダーが無い以上miniDSP2×4HDの様なデジタルデバイダーの選択も十分に有りだ。」と思いました。

暫くはこのシステムで音楽が楽しめそうです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 305

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>