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DENON DL-1000Aの修理

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10月29日試聴記事追記しました。

暖かい日から一転冷たい雨が降り始めました。気温も急降下しています。

オークションでジャンク品のDENON DL-1000Aを落札し、それが本日到着しました。
イメージ 1
DL-1000はビクターのMC-L1000と双璧をなすMCカートリッジの名機です。
空芯コイル、軽針圧、ハイコンプライアンス、金属ボディとハイフォニック社の一連のカートリッジを作った方の設計だと思いますので音質傾向も同じです。

私も音はすでに聴いていて分かっていましたので「一つは持っていても良いかな~」と思っていましたが、なにせ人気カートリッジなので完動品の落札相場はかなり高く、同クラスの音質の物も多数持っていますので見送っていました。
今回の物はボロンパイプカンチレバー先端のチップ部分からの折損ですがカンチレバーは幸いにも残っていますのでチップを接着すれば わりと簡単に修理できそうです。導通も調べてみましたが問題はないようです。
イメージ 2
慣れてきたので だいたい1時間程度の作業時間でチップを着け終わりました。接着剤が固まる明日まで待ってから試聴してみます。

10月29日追記しました。
イメージ 3
本日PL-31E改のピュアストレートアームに取付けて聴いてみました。
針圧は0.8gが指定の様ですが1gくらいかけた方が音が安定します。
まず、澄んでとても良く伸びた高域に耳が行きます。いかにも空芯カートリッジの高域だと思いました。音像の実在感も素晴らしく、全体域にわたって歪感はなくエネルギーバランスもフラットで強調された様な不自然な感じがありません。
オリジナル品の時に感じた時の音と今回のリビルト品の音とは遜色はありませんね。
私には滅茶苦茶お買い得品でした。
やはりDL-1000Aは最上級カートリッジの一つである事は間違いなさそうです。

私の常用機の一つに加えたいとおもいます。素晴らしいカートリッジです!

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