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Channel: 趣味のオーディオの行着いた先
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高音質モーターの内部構造を見てみました。

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台風被害がまだ治まらない状況でまた台風10号襲来かと心配しましたが
それて房総沖を通過し再びの被害はまぬかれました。しかし、東北、北海道は大変な事になってしまいました。

私のオーディオの現状はアナログプレーヤーは納得の音まで到達してしまい、レコードから再生される素晴らしい音楽に聴き入るばかりで、やる事が今のところありません。
何をするか考えていると、以前にモーターのプーリーを外す器具を作って外したままでスッカリ忘れていたモーターの事を思い出しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/27213638.html

ターンテーブルのスピンドルシャフトを極低抵抗にする事で音楽が飛躍的に生き生きとした表情になる事が分った以上、モーターのスピンドルにも改善の余地があるのではと思って中を開けてみました。

私はモーターは小型の物に限ると思っていましたが、このモーターは見た目はとてもチャチで小さなDCモーターなのですが聴くと信じられないほど素晴らしい音質なのには吃驚します。
モーター底部の蓋を開けてみるとスピード調整用基板とボリュームがあります。
さらにその基盤を取ると基盤の裏に2極のブラシがつていて、リング状マグネットとローターは三極のおもちゃのマブチモーターの様な構造です。
イメージ 1
さて、ここでローターを抜こうとしましたが磁力で引かれて抜けません。
分解する前は構造をみてからローターのマグネフロート化が出来ないかと考えましたが、ローターが極軽量なので、リングマグネットに引かれてすでにマグネフロートになっているのではないかと思いました。スラスト軸受はブラシと基盤の絶縁も兼ねた写真左側の白い樹脂製です。「うーん。もしかして最初からマグネフロートになっているとしたら凄い構造だ」と思いました。軸受の径は2mmと極細でこれも高音質に寄与しているのです。しかし、既製のプレーヤーと同じく「滑り軸受」なので此処にボールベアリングを使用したらもっと抵抗は小さくなるはずです。

むかーし息子と一緒にミニ四駆をやった時に使った内径2mmの極少ボールベアリングが手元にありローターの主軸に嵌めてみたらピッタリではありませんか。
イメージ 2
試してみる価値は十分です。

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