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極細ターンテーブルシャフトの作成

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ターンテーブルシャフトは細い方が音が良い事は前回の比較検証で解りました。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/26475246.html
PL-31のオリジナルシャフトは10mmですが、7mmにすると圧倒的に音は良くなります。
ではもっと細いとどうなるのか?
あまり細くすると撓み(バネ性)が出てくる事が予測できますのでどの程度が最良なのか?
興味が湧いてきます。

色々なメーカーのプレーヤーを見てみるとシャフトの太さを検証したプレーヤーメーカーは
おそらくロクサン社くらいではないかと思います。
ロクサンのザークシーズはシャフトの太さ6mmと極細です。この辺がシャフトの太さの限界ではと予測しますが、今回はあえて5mmに挑戦して作ってみました。
シャフトに使う材料は極細ですので強度を考え検討した結果
フライス盤や旋盤で鉄も削る刃に使うハイス鋼の5mm丸棒を使う事にしました。
直径の精度も使用する道具としての性質上高精度に作られています。
ステンレスよりも高硬度ですので底部の軸受のボールベアリング球との接点の摩耗防止にも好都合です。
イメージ 1
一番下はオリジナル10mmステンレスシャフトで
一番上は5mmのハイス鋼の丸棒長さは80mmです。
そして中が今回作成した5mmのターンテーブルシャフトです。太さの違いは歴然です。

イメージ 2
スピンドルケースはPL-31のオリジナルを利用して10mmの砲金に5mmの穴を空けスリーブにして中に入れてあります。
軸受は真鍮で作り6mmのボールベアリング球を埋込ました。
イメージ 3
スピンドルをプラッターに嵌め込んだところですが5mm径のスピンドルシャフトってこんなに細いんですよ~
目の錯覚でプラッターの径が大きく見えます。

当りが出るまで45回転でしばらく回しておきます。

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