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こんなカートリッジを作ってみました。
前回のFR-1mk2の外皮を剥いでスケルトンにした物を取り敢えず瞬間接着剤でシェルに貼り付けて使ってみましたが、今回は それを本格的に専用シェルを作って取付けてみました。
目的は
1.不要振動の除去
2.振動支点の明確化
3.接点の排除
とこんなところです。
1.不要振動の除去
2.振動支点の明確化
3.接点の排除
とこんなところです。
1.の不要振動の除去は樹脂などの音に悪い材質は排除して、超々ジュラルミンのブロックから削り出して厚みを持たせ不要の空間を少なくしました。アーム接続部品との接続部分は十分に幅を持たせ斜め45度から2個の芋ネジで固定してあります。
またアーム接続部分は2ロックピンにしてあります。
またアーム接続部分は2ロックピンにしてあります。
2.の振動支点の明確化は超々ジュラルミンブロックをフライス盤で凹型に溝を切り
発電ユニットを嵌め込みステンの芋ネジで両側から止めました。
側面に見える先端側の穴はマグネット部分を固定する芋ネジで、後ろ側の芋ネジはカンチレバーや発電コイルなどの振動系を支持するヨークを確り固定してありますので、これにより支点の明確化が実現できます。
発電ユニットを嵌め込みステンの芋ネジで両側から止めました。
側面に見える先端側の穴はマグネット部分を固定する芋ネジで、後ろ側の芋ネジはカンチレバーや発電コイルなどの振動系を支持するヨークを確り固定してありますので、これにより支点の明確化が実現できます。
3.の接点の排除はコイルのリードをハンダで止めてある部分からシェル端子まで接点レスで持って行ってあります。
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音質はシェルに瞬間接着剤で仮止めした状態から大幅に向上しました。
素直で自然な音はそのままにエッジが立ったキリッとした甘さのない音に変身です。
何時までも聴いていて飽きない素晴らしい音になりました。
やはり瞬間接着剤の樹脂の厚みが薄いとはいえ柔らかい物が間に挟まった状態から
金属で完全固定した音とでは圧倒的な差があります。