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Channel: 趣味のオーディオの行着いた先
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フルレンジスピーカー

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まだオーディオを始めたての頃、スピーカーユニットの沢山付いた見た目の好いブックシェルフを使っていましたが、友人宅で聴いたコンパネの自作ボックスに入ったダイヤトーンのP-610が自然でとても好い音がしている事に気が付きました。

その後にP-610を手に入れて聴いてみると、マルチウェイスピーカーには無い自然な音と、生き生きとした表現力にはとても関心をしました。
しかし、対入力が10ワットと低く、当時聴く音楽がロックやポップスだったので、大きな音を出すと歪みが急に増え、また高域の紙臭さも気になるところでした。

スピーカーはフルレンジの様にワンユニットで全帯域をカバーできれば理想的なのですが、なかなか困難な事でしたので2ウェイを選択する事にしました。
当初の購入候補は同じダイヤトーンの『2S-305』でしたが、秋葉のショップで比較をするとアルテック社の『バレンシア』の方が好ましく聴こえたので、暫くこれを購入候補にしていました。
当時の秋葉はオーディオブームに乗って、DJの司会を置いて店頭コンサートの様なイベントをやっているところがあり、そこでたまたま聴いたアルテックの『A7』で鳴らしたディープパープルの『紫の炎』に衝撃を受けてからは此方に購入候補を替えたのです。
そして色々と検討した結果『A7』の上に『A5』がある事を知り、最終的にこれを選択したのです。
途中でネットワークの音の悪さに気が付き、マルチアンプドライブとしましたが
帯域は狭いものの中域の厚いフルレンジの様な鳴り方はとても気に入っていて、今に至るのです。「もしもあの時に『A5』を選ばず『A7』にしていたら 今まで使い続けてはいなかっただろうな。」とも思もっています。

つづく

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