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スピンドルシャフトの音質比較5

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7mm.8mm.10mmと3本の径の違うスピンドルシャフトが揃いました。
知識としてはスピンドルシャフトの径は剛性が取れる範囲でできる限り細い方が良いのは分かっていましたが、実際にはどの様に音が変わるのか聴く事はなかなかできない経験です。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/24770144.html

使用したオイルはCRC 5-56のテフロン入りです。

色々なレコードを聴いてみた結果は予想してたより音質の差が大きい事に驚きました。
太いシャフトになるほど音の響きがデッドになり、抑圧された音になっていくことです。
一番細い7mm径は他の大きい径のシャフトに比べても圧倒的にビビッドです。
そして、8mm、10mmと順に響きが延びきらないで途中で消えている様に聴こえます。
7mm径と8mm径では比較して判るくらいの差ですが
正直10mm径までになってしまうと比較しなくても音楽が色褪せた つまらない音だと分かるくらい大きい差です。
これはスピンドルシャフトとスピンドルケースとのオイルを介しての接触面積の広さに関係している事が
聴いてすぐに分かります。オイルの粘りそのものの音だからです。

イメージ 1

試しに画像の様に8mm径のスピンドルの中間を削ってわずかに細くしケースとの接触面積を減らした物を作って聴いてみましたが、色鮮やかになり7mm径のシャフトの音にかなり近づく事が判ります。

このスピンドルの比較テストをしてみて、聴かなくても簡単に音の良し悪しを比較できる方法がわかりました。
イメージ 2

画像の様にスピンドルの先端をもって指で回してみるのです。回した時のシャフトの粘りのとおりの音がでます。やはり径の細い物はスルスルと滑る様に軽く回り、径が太くなるにしたがい重く粘る事が指先に感じられるのです。

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